基板コスト低減設計
基板コスト低減の設計原則
①より少ない層数(8層より6層)
②より少ない実装面(両面実装より片面実装)
③より少ないVIA数(必要最低限のVIA数)
④適度なサイズのVIA径(小径VIAより標準VIA)
⑤適度なパターン幅(100μより150μ)
⑥適度な外形サイズ(効率的な板取りサイズ)
⑦標準的な基板材料と製法(ビルドアップより標準基板)
事例
事例1:A社 通信機器装置
対策前
- 高周波対応回路で特性がでない
- 試作回数が増大(試作3回)による開発期間(9ヶ月)及び費用の増大
- シミュレーション技術、EMC対策技術が無い
- IVH基板のため基板製造単価が高い
対策後
- 一発動作、試作回数の削減(試作1回)
- 商品開発期間の大幅短縮(開発期間:前回9ヶ月→4ヶ月に短縮)
- 商品開発コストの大幅低減(開発費:約45%の低減)(製造費:約60%の低減)
事例2:B社 放送機器装置
対策前
- 高周波対応回路で特性がでない
- 試作回数が増大(試作4回)による開発期間(12ヶ月)及び費用の増大
- シミュレーション技術、EMC対策技術が無い
- 10層IVH基板のため基板製造単価が高い
対策後
- 一発動作、試作回数の削減(試作2回)
- 商品開発期間の大幅短縮(期間:12ヶ月→7ヶ月)
- 8層標準基板への設計変更による基板コストの大幅低減(5,000万円/月低減)
事例3:C社 パーソナルコンピュータ
対策前
- 市場先行商品のため突発依頼、超短納期に対応できる設計メーカーを探している
- 高速回路(1GHz)設計に対応できる設計メーカーを探している
- 10層IVH基板のため基板製造単価が高い
対策後
- 超短納期での対応(3Wで設計)
- 高周波設計への対応
- 8層標準基板への設計変更による基板コストの大幅低減(製造費:約60%の低減)
事例4:D社 次世代無線プラットホーム
対策前
- 高周波対応回路で特性がでない
- 12層ビルドアップ基板のため基板製造単価が高い
- 既存設計メーカーの技術的な限界により1年間の出荷延期
対策後
- 一発動作、試作回数の削減
- 10層IVHへの設計変更による基板コストの大幅低減(製造費:約20%の低減)
- 商品開発費用の大幅短縮(¥5,000万円)
事例5:E社 プロジェクター関連機器
対策前
- 他社で4Wで設計
- 試作回数が増大(試作4回)による開発期間(8ヶ月)及び費用の増大
- 既存設計メーカーの技術的な限界
対策後
- 超短納期(1.5W)で設計
- 一発動作、試作回数の削減(試作2回)
- EMC規格(CISPR Pub_ クラスB)クリア
事例6:F社 プリンターサーバー
対策前
- 市場先行商品のため突発依頼、超短納期に対応できる設計メーカーを探している
- シミュレーション技術、EMC対策技術が無い
- 既存設計メーカーの技術的な限界
対策後
- 超短納期での対応(2Wで設計)
- 基板/実装3日で超短納期に対応
- EMC規格(VCCI クラスB)クリア